ごま油

中華料理や豚汁などに加えると、強い香りとコクを出してくれるごま油。
一般的に流通しているごま油は大きく分けて２つあります。１つがゴマを焙煎してから圧搾したもの。焙煎の度合によって色と香りの強さは異なりますが、こちらが良く見る茶色いごま油。
もう１つが、ゴマを生のまま搾り精製したもの。焙煎していない為透明で、優しいクセのない香りが特徴です。
その為、ドレッシング・揚げ物・炒め物・お菓子作りなど色んな用途で使えます。

よく「太白ごま油」という名前で市販されているので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
そして、ごま油は栄養成分もとても豊富。強い抗酸化作用を持つセサミンやビタミンE、悪玉コレステロール値を下げるオレイン酸、体内で生成できない必須脂肪酸であり動脈硬化予防が期待できるリノール酸。

このように様々な成分を含む上に、他の油と比べて酸化しにくく熱にも強いので、開封後時間が経ってしまったり加熱したりしても栄養が損なわれにくい特徴があります。
とはいえ、どんなに身体に良い成分があっても油はカロリーが高いので、適量を上手に使いこなすことが大切です。