ストレートネック

特に用がなくても見てしまうスマホ。
このように気付かないうちに長時間スマホを触っている人は結構多いと思います。
こうした理由から、現代人の多くは知らず知らずのうちに「ストレートネック」になりがち。別名「スマホ首」とも言われますが、軽く俯いた姿勢が習慣化し、首が前に出た状態になる事です。

そんなストレートネックがもたらす悪影響は、肩こりの悪化、ドライアイ、手や腕の痺れ、自律神経の乱れなど様々。
そしてなんと、二重顎の大きな原因にもなるのです。特に太っていないのに顎のラインがスッキリせず二重顎になる人は、もしかしたらストレートネックが原因かもしれません。

頸椎が真っ直ぐになってしまうと、首の肉がたるみます。
すると顎周辺の筋力が低下し代謝が下がるので、首回りの血行が悪化しむくみやすくなる・・・。これがストレートネックで二重顎になる理由です。

そこで、まずご自分がストレートネックかどうかチェックしましょう。
壁に踵、お尻、背中を軽くつけて立ちます。この時、普通に後頭部も壁につけば正常。意識して頭を後ろにしないと頭が壁につかない人はストレートネックの可能性が高いです。そしてもしご自分がなっている自覚がある方は、少しずつでもいいので改善させていきましょう。

ストレートネックは、首の横から前側にある胸鎖乳突筋が前に引っ張られて過緊張をおこしている状態です。
ですからこの筋肉を伸ばして、首の状態をリセットさせてあげることが大切。

まず右手を左肩に置いて鎖骨や肩が動かないように押さえながら、ゆっくり上を向きます。
そして上を向いたまま首を右に倒して１５秒キープ。逆も同様に、これを１日最低３回を目安にやってみて下さい。