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足底筋膜炎

最近、歩く時に足の裏が痛む・・・。特に朝の一歩目の痛みが酷い・・・。
そんな症状がある方は「足底筋膜炎=足底腱膜炎」かもしれません。
これは、足裏にある腱膜が炎症を起こすことで痛みが生じている状態。

私達の足裏には、指の付け根から踵までをつなぐ足底腱膜という分厚い膜があります。
この膜は普段、土踏まずを支え、足裏への衝撃を和らげる働きをしてくれるもの。
そんな足底腱膜に炎症が起こると、足裏に強い痛みが出るのです。

中でも特に痛みが酷いのが踵。
踵は足を着くときに最初に地面に触れるので衝撃が大きいのと、腱膜と骨がつながる部分なので伸びた腱膜に引っ張られる場所だからです。
多くはリハビリやサポーターなどで治療しますが、酷くなると外科手術が必要になる場合があるので放っておくのは良くありません。

足底筋膜炎の原因は、ひと言でいうと足裏への負荷のかけ過ぎです。
足裏は普通に生活するだけでも一定の負荷がかかる場所。それが、ランニングやジャンプ動作を含むスポーツや立ち仕事で普通以上の負荷がかかると、足底腱膜が酷使されて炎症が発生する可能性が上がるのです。

予防の為には、まずクッション性が高く足裏のアーチを支えてくれる靴を選ぶこと。
ソールが薄い靴は、着地時の衝撃がダイレクトに足裏に伝わるので良くありません。
また、体重増加も足裏に負荷をかけるので適正な体重を維持しましょう。可能なら、スポーツの練習量や立つ時間もコントロールしてください。

そして、足首やふくらはぎが硬いと、歩行時に足底腱膜により強い牽引力がかかってしまいます。
アキレス腱やふくらはぎを伸ばすストレッチをして、足首周辺の筋肉の柔軟性を上げておくのもオススメです。
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