クエン酸

疲労回復成分にも色々ありますが、一般的なものの一つが「クエン酸」ではないでしょうか。
そもそもクエン酸とはどういった成分なのかご存知ですか？

クエン酸は梅干しや酢、レモンなどの柑橘類に含まれる酸味成分。
色んな働きをしてくれる成分ですが、中でも有名なのが疲労回復と「キレート作用」です。

クエン酸は体内の疲労物質である乳酸を分解して濃度を下げてくれるので、疲労回復につながります。また新陳代謝を促進し、血行も改善してくれることから体全体の回復力も上がります。

また二つ目の「キレート作用」とは、カルシウムやマグネシウムなどの水に溶けない不溶性ミネラル類を、体に吸収しやすい形に変えてくれる働きのこと。
ですから、骨粗しょう症対策にも有効ですし、体に必要なミネラル類を効率よく吸収できることで、ここでも疲労回復に役立ちます。

ちなみに、クエン酸の１日の摂取量目安は１０～１５グラム。
ただし一度に大量に摂取しても体内に留めておけない性質のため、１日に３～４回に分けて摂って下さい。

運動するなら運動前に飲んだ方が疲れにくく回復も早いですし、睡眠の前後に関しては寝る前に飲んだ方が翌日すっきり目覚められるのでオススメです。