ランドセル

４月は新年度スタート！　社会人も学生も新たな年度の始まりです。特に、新入生にとってはドキドキの新生活。中でも、小さな子供たちが真新しいランドセルを背負って通学する姿は、とてもかわいいですね。ちなみにこのランドセル、元は軍の兵士が携行品を背負って運ぶために使っていたバックパックがルーツ。通学鞄としては、１８８５年に学習院初等科で導入されたのが最初です。最初はリュックサック型だったものが今の形に変化し、昭和３０年代以降全国に普及しました。
最近は色やデザインも豊富で、なぜか海外では大人のファッションアイテムとしても一部で人気。丈夫さは折り紙つきですが、デザインや品質が上がった分だけ価格も高くなっています。安い物なら２万円位から、使う材料によって高い物は１０～２０万円の物も。２０２０年の平均購入価格は５万４千円弱と、決して安い買い物ではありません。とはいえ、選ぶ楽しさがあるのは事実ですね。尚、全国的にみるとランドセルを使わない地域もあり、そうしたところはランリュックというリュックを使うのが一般的。ランドセルより軽く、荷物がたくさん入り、そして何より安い。性能とコストを考えると、こちらもとても魅力的です。